認知症合同展「あしたのわたしと認知症」を開催しました

2024年11月21日(木) 〜2024年11月21日 (木) :00:00

9月の認知症月間を受けて9月22日(日)~10月14日(月)に認知症にフレンドリーな社会に向けた合同展vol.5「あしたのわたしと認知症」を開催しました。

すでに認知症に向き合っている方はもちろん、誰もが当事者や支える立場になる日が来るかも知れません。そんな「あしたのわたし」に思いをめぐらせる取り組みです。

宮代町健康介護課・宮代町社会福祉協議会・日本工業大学とともに開催する認知症合同展も今年で3回目となりました。

展示テーマは「知っていますか?「認知症基本法」が施行されたこと!」「今日からできる認知症の備え」「認知症にフレンドリーな社会に向けてわたしたち一人一人ができること」「認知症にフレンドリーな社会に向けて外出の安心を支える公共トイレのデザイン」「こんな暮らしがあります!こんな支えがあります!認知症があっても宮代で暮らす」の5つです。

宮代町の福祉サービスから最新研究まで、認知症にまつわる情報が図書館に集まりました。

また、昨年も好評だった町内小学生による絵手紙が展示され、おじいちゃん・おばあちゃんへの心のこもった作品に和まれた方も多かったようです。

図書館では400冊以上ある認知症関連の蔵書からおすすめ本をカードやリストにまとめ、それらの本を実際に手に取っていただけるよう設置しました。今年は特に介護する人・その家族に焦点を当て、介護の流れをイメージできるように展示しました。

さらに展示の開催に合わせ、関連行事として9月23日(月)に特別映画会を開催し「記憶の葉っぱ」を上映しました。

認知症の妻とそれを支える夫の夫婦の絆を描くドラマに、心を動かされた方も多くいらっしゃったようです。

映画会の前後には宮代町の高齢者見守りシール事業「どこシル伝言板」の体験コーナーもありました。

9月29日(日)には「よみうり回想サロンin宮代」を開催しました。回想法とは、過去を思い起こすことで認知機能を活性化させるものです。今年は昭和20年代の映像から当時の記憶をたどりました。

また、みやしろ福祉カルタを使った「ボッチャかるた」というレクリエーションも行い、楽しいひとときとなりました。

行事にご参加いただきました皆様、アンケートにもご協力ありがとうございました。