すべての記事

すべてのイベント




カスタム投稿タイプのアーカイブページの場合のみ表示
詩 日本編
『詩 日本編』

~たのしいライト・ヴァース~

1980年代に刊行された詩のアンソロジー『日本のライト・ヴァース』シリーズ4巻を1冊にまとめて復刊したものです。ライト・ヴァースとは軽妙な遊び心のある詩を指すそう。個性豊かな4人の編者が選んだ幅広い詩が収められています。俳諧、現代詩の他、歌の歌詞などもあり、詩歌に馴染みのない人でも楽しめそうです。海外の作品を集めた『詩 世界編』も。(谷川俊太郎・金関寿夫・岸田今日子・浜田義一郎/編 河出書房新社)

資料の場所:【908.1シ】の棚

私、山小屋はじめます
『私、山小屋はじめます』

アウトドア情報のwebサイトで連載されているコラムを書籍化した一冊。著者は山小屋でのアルバイト経験はあったということですが管理人になるというのは大きな挑戦だと思いました。南アルプスの光小屋での運営の日々が綴られています。食料の運搬、水のことなど知らないことばかりで興味深いです。(小宮山花/著 山と溪谷社)

資料の場所:【786.1ワ】の棚

地理院地図の深掘り
『地理院地図の深掘り』

~遊べる、学べる、役立てる~

国土地理院のホームページで公開されている地理院地図。標準の地図の他、地形図、航空写真、地質図など様々な地図をweb上で見ることができます。この地理院地図の便利な使い方や活用法を紹介する一冊です。実際に開いてみるとパッと見ではわからない機能もあるため参考になります。3Dで表示したり、高低差を断面で見たり、いろいろできて使いこなせたら楽しそうです。(今尾恵介/著 PHPエディターズ・グループ)

資料の場所:【448.9チ】の棚

みんなのコンビニ栄養学
『みんなのコンビニ栄養学』

~健康になる、毎日の食事のヒント~

忙しいときに便利なコンビニやスーパーのお弁当やお惣菜。でもそればかりだと栄養が偏らないか心配なところもあります。本書はコンビニのお弁当やお惣菜で摂れる栄養素を解説。コンビニで売っているものとうまく組み合わせることでバランスをとるコツも紹介しています。健康のため無理なく実践できて参考になりそうです。(濱裕宣・赤石定典/著 主婦と生活社)

資料の場所:【橙498.58ミ】の棚

パッと伝わる接客英会話
『パッと伝わる接客英会話』

~カタカナをそのまま読むだけ~

外国人観光客が増えたことで、接客業の人は英語を必要とする場面が増えていると思います。本書は接客に特化した英会話の本です。接客全般の基本的なフレーズや業種別の会話例を紹介しています。発音をカタカナで表現していて、そのまま読むと音のイメージがつかみやすくなっています。今の世の中にちょうど助かる一冊です。(甲斐ナオミ/著 日本実業出版社)

資料の場所:【薄紫673.3ハ】の棚

物語のある元素図鑑
『物語のある元素図鑑』

現在、118種類が発見されているという元素。本書はそのひとつひとつの写真に加え、発見のエピソードや名前の由来などが紹介されています。周期表や偉人と元素についてのコラムも満載。ニホニウムなど発見が新しい元素もあり、自分が勉強したときよりも周期表が埋まっているなと思いました。鉱物の写真がきれいで眺めていても楽しい手のひらサイズの図鑑です。(ペズル/著 三才ブックス)

資料の場所:【431.1モ】の棚

口笛のはなし
『口笛のはなし』

ドキュメンタリー作家・最相葉月さんとプロの口笛奏者・武田裕煕さんが口笛について多角的に語った本です。口笛の始まりや言い伝えなど文化的な側面、映画や音楽の中で印象的に登場する口笛など幅広く掘り下げています。武田さんが口笛に出会い、口笛チャンピオンになるまでの話も。口笛の演奏技術も動画付きで解説されています。(武田裕煕・最相葉月/著 ミシマ社)

資料の場所:【767ク】の棚

世界ひと皿紀行
『世界ひと皿紀行』

~料理が映す24の物語~

世界各地の家庭の台所を訪ねて回る「世界の台所探検家」岡根谷実里さん。現地で紹介してもらった人の家にお邪魔して一緒に作りながら家庭料理を教わります。インドの納豆料理やオーストリアの鹿の背中を模したケーキ、パプアニューギニアのわらび餅のようなお団子など、知らないものばかりで興味深いです。巻末には日本で手に入る食材で作れるレシピも公開しています。(岡根谷実里/著 山と溪谷社)

資料の場所:【599.04セ】の棚

谷根千、ずーっとある店
『谷根千、ずーっとある店』

地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の編集者だった著者が、1984年の創刊前からずっとあるお店を取材してまとめた本書。といってもガイド本ではなく、お店とお店を営む人々の歴史をたどる一冊です。江戸時代から続く千代紙屋さんや明治創業の手書き提灯屋さんなどの老舗。国鉄職員から役者を目指し寿司屋になったという大将。駄菓子屋から始まり今はおでん屋というお店。場所柄、日本画材のお店や美術運送屋さんもあります。どのお店にも物語があるのだなとしみじみします。(森まゆみ/著  朝日新聞出版)

資料の場所:【291.3ヤ】の棚

宇治拾遺物語
『宇治拾遺物語』

~古典新訳コレクション23~

池澤夏樹編集の『日本文学全集』に収録された古典の新訳がシリーズで文庫化されています。これはその中の一冊、鎌倉時代の説話集である「宇治拾遺物語」です。町田康による新訳は独特の文体で昔話のおかしみが増しています。シリーズには他に、角田光代の「源氏物語」、酒井順子の「枕草子」、古川日出男の「平家物語」なども。作品と訳者の組み合わせが絶妙で、古典が苦手な人でも親しみやすいです。(町田康/訳 河出書房新社)

資料の場所:【文庫913.4ウ】の棚