日本工業大学特別講演

10月14日（月）「認知症の人も当たり前に外出できるまちづくり―パブリックトイレの研究―」を開催しました。

講師は、日本工業大学　建築学部建築学科　生活環境デザインコース　野口祐子教授。

まずは、先生の自己紹介。専門分野のこと、生徒たちとの日々の講義について。

また、ご自身の経験を通して、高齢者、認知症の方への配慮したトイレの必要性を感じたことをお話してくださいました。

メインの講演では、

先生が作成に携わった「公共トイレハンドブック」について、当事者および介護者が「外出時のトイレで何に困っているのか」「どんな工夫が必要なのか」「どんな設備が欲しいのか」など、実際のトイレのカギやボタンを交えて詳しくご説明いただきました。

今回の講演は、認知症合同展「あしたのわたしと認知症」最終日に開催いたしました。

身近なことから認知症を考える、貴重な講演となったのではないでしょうか。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。