第20回 朗読会を開催しました
2024年10月14日(月)
〜2024年10月14日
(月)
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11月26日(日)に「第20回 朗読会」を開催しました。
今回は、人の(動物も!)生き方や出会いをテーマとして、児童書、エッセイ、怪談など実に様々な7つの作品を、みやしろ朗読の会さんが表現豊かに朗読してくださいました。
絵本『そっといちどだけ』は、盲導犬の視点からパートナーとの絆やその仕事ぶりが描かれており、短いお話ながらも彼らの成長から別れまでの物語に強く心を打たれました。
また、三浦哲郎作『みちづれ』で語られた雪国の風雪の情景は、当日の寒さも相まってリアリティがあり、細やかな表現によって作品に引き込む力を感じました。小さな港町から連絡船に乗る老婦人と私の心情までありありと浮かんでくるような作品でした。
1995年にはじめて開催されたこの「朗読会」も、ついに20回となりました。
日頃から活字に触れ、読書を楽しんでいる方も、読書や図書館から疎遠になっていると感じている方も、「聴く」という新しいかたちで文学に触れることができます。
引き続き、みやしろ朗読の会のみなさまによる「耳で聴いて味わう」言葉の世界を、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
寒い中でしたが、たくさんの方にお越しいただき、終演後の談笑にも花が咲きました!
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
次回は2024年の春に開催予定です。