第21回 朗読会を開催しました
2024年12月09日(月)
〜2024年12月09日
(月)
:00〜:00
5月26日(日)に「第21回 朗読会」を開催しました。
今回は、神話、エッセイ、絵本、詩集など、バラエティ豊かなジャンルから7つの作品を、みやしろ朗読の会さんが表現豊かに朗読してくださいました。
絵本『じごくのそうべえ』では、軽業師のそうべえが地獄で出会った仲間たちと共に、あの手この手で地獄の責め苦を突破する様子が、3名の演者によりコミカルに語られました。絵本の挿絵も見せながら、所々で笑いが起こり、落語の面白さが存分に堪能できる朗読でした。
井伏鱒二の著作からは二作品、「私」が泊まった宿の隣部屋から聞こえた話によると、この宿に主はおらず、捨て子がまた捨て子を育て、代々女中として働く宿であるという『へんろう宿』。庭で繰り広げられるマムシと猫の闘いを臨場感たっぷりに語った『庭前』。
巧みな言葉を紡ぐ鱒二ですが、実は絵を描くのも好きであったという驚きの新聞記事もホール入口に展示されていました。
当日はお天気も良く、行楽日和となりました。付近のレジャー施設も賑わう中、多くの方にお越しいただき、終演後のホールには歓談の笑い声がひびきました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
また、この日は町の広報の取材も入り、みやしろ朗読の会さんの歴史や思いなども伺うことができました。引き続き、この「朗読会」で、耳で味わう言葉の楽しさを感じていただければと思います。
次回は12月に開催予定です。